劇場版ポケットモンスター第7作目である、「裂空の訪問者 デオキシス」について紹介します。(ここに書かれていることは、全部私が勝手に考えたことです。証拠なんてありませんし、勿論著作権を持つ企業様とは一切関係ありません。)
目次
概要
近未来都市「ラルース」を舞台に、2体のポケモン「レックウザ」と「デオキシス」のバトルが繰り広げられます。このバトルがきっかけで、町の警備システムが暴走してしまいます。その最中に巻き込まれたサトシくんたちの活躍と、町に住む少年トオイくんの成長が描かれます。
見どころ
表向きには、デオキシスとレックウザの派手なバトルやトオイくんとポケモンたちとの友情がテーマです。トオイくんは、ポケモンに触ることができないという当時としては非常に珍しいキャラクターでした。(ポケモンに触れない人間として、今ではリーリエちゃんの方が有名ですね。)そんな彼が、サトシくんたちと行動を共にする中で成長していきます。
一方で、技術は何でも解決してくれる魔法ではないということや、大規模災害について考えさせられる映画でもあります。現実の私たちの暮らしは技術の発展によって便利になりました。しかし、それらがなくなってしまうとどうでしょう。ポケモン映画はファンタジーですが、人類は災害を未だに克服しておらず、便利なものを一瞬にして失ってしまうことは他人ごとではありません。そんなとき、我々は何もかも自分で考えて、自ら行動しなければなりません。そして行動した結果、初めて自分の非力さに気付くのです。そんなとき、我々はどうすればよいのでしょうか。本作では、近未来都市ラルースでの大規模災害を舞台に、その答えの一つが描かれます。
キャラクタ
私のイチオシキャラクタです。最初は子供を見下したような態度だけど、敬語キャラ。強くて実力のあるイケメン。当然サトシくんはカッとなるけど、軽くあしらうクールなお兄さん。そんな彼ですが、有事の際のサトシくんの活躍をちゃんと見ていて、最後には無言でサムズアップしてくれます。強くてクールなお兄さんに見直される。これは子供心に突き刺さりますよね、、、!
聖地巡礼
本作の舞台であるラルースシティは、バンクーバーと横浜がモデルになっています。バンクーバーへ旅行した時に、いわゆる聖地巡礼ってやつをやってきました。写真を撮っておいたので、比較していこうと思います。
まずは温室から。クイーンエリザベスパークのブローデル温室植物園に行ってまいりました。劇中では、トオイくんがよく遊びに来る場所として描かれています。
劇中では三角形で直線的なデザインでしたが、実際には丸みを帯びたドーム型でした。近未来都市のラルースに合うように再デザインされたのでしょうか。内部はこのような感じです。
晴れていれば、きっとこのような感じだったでしょう。
メインストリート・サイエンスワールド駅。これはちょっと微妙かも。
サイエンスワールド。博物館です。劇中では収容所でしたね。